Tatsumi’s Cosplay Column vol.64


こんにちは!
CureWorldCosplayの乾たつみです。

先日、2年ぶりの雪ロケに参加して日焼けしてきた方の乾です。
当日は大雪の天気予報でしたが、大きく崩れる事もなく無事に楽しんでこれました。

楽しい楽しい雪ロケですが、大自然が相手なので1歩間違うと死に至るケースもあります。
いくつかのポイントを押さえて安全にケガなく雪ロケを楽しみましょう。

1.偶発性低体温症に注意

「自分いつも平熱が高いから平気です」とか言ってる人にも襲い掛かる低体温症。
熱中症と同じくらいハイリスクな症状です。
コスプレ衣装なんて防寒着ではないので、寒さを防げません。
しかも雪が付着して濡れた状態で、長時間雪上に居れば、体温は根こそぎ奪われます。
全身に震えが来たり、肌や唇が青ざめてきたら、即暖かい所に移動しましょう。
無理してロケを続けていると意識が朦朧として倒れたり、最悪の場合、心室細動という不整脈が生じて心停止を起こします。
出来るだけ短期決戦で撮影を慣行しましょう。

2.雪の深さを知ろう

雪は一面なだらかに見えつつも、その下に何があるかわかりません。なにも無いかも知れません。
真っ新な雪道を進んでいると、いきなりひざ下まで雪にめり込んだり、側溝にハマったりすることも。
崖の近くに行くと、地面より雪がはみ出て積もっている為に、端に行き過ぎると雪と共に崖下に落下することもあります。
周りの木や、道幅、雪の積もり具合を見て危険そうなら、綺麗なロケーションでも進み過ぎない事をお勧めします。

3.自然の天候は変わりやすい

山の天候は変わりやすい。さっきまで曇りだったのに、一瞬で吹雪に変わるなんて良くある事です。
なるべく、ベースキャンプや車から離れ過ぎないように、天候が変化したら直ぐに戻れる範囲で撮影を楽しみましょう。

4.電池の消耗が異様に早い!

携帯やデジカメの多くは「リチウム電池」を使用しています。
この「リチウム電池」寒い所だと、異様に電池の減りが早い!!!!
写メを撮ろうと、ポケットに入れずに持ち歩くと、すぐに電池切れを起こします。
充電バッテリーも同様。フル充電したにも関わらず、1回しか携帯のフル充電が出来なかったりと。
携帯を雪上で持ち歩く際には、ポケットか保温性のあるカバンに入れて持ち歩き、使用する時にだけ取り出しましょう。

5.カメラの結露

一眼レフカメラの場合、雪上から車の中など暖かい所にいきなり入れると、ミラーに結露が付きピンボケ写真しか取れなくなったり
、故障の原因となります。
休憩中でもカメラは車の中やベースキャンプの中に持ち込まず、外にいる人に預けるか、目の届く範囲の外に置いておきましょう。
(盗難や紛失には充分注意してね)

6.日焼け止めは必須

夏の日焼けに匹敵するほど、雪上焼けします。
ファンデの下に日焼け止めを塗らないと、夏のように焼けます。
特に曇り空の時なんか油断していると、翌日にはこんがりと・・・
雪がレフ版変わりになりつつも、紫外線も集めてくるので要注意ですね。

7.出来れば雪国になれた人を一緒に

あまり雪の降らない地域に住んでいる人は、出来るだけ雪国の人と一緒に雪ロケに行きましょう。
雪上の歩き方のコツなど、積雪地帯ならではの知識を豊富に持った方と一緒であれば、避けれる事故も多いと思います。
同行者が皆、雪国に不慣れな場合、出来るだけ情報を集めてから出発するようにしましょう。

8.早め早めの行動を

山間の日暮れは早いし、いきなり暗くなります。
なるべく午前中から始めて、昼過ぎくらいにロケ終了するのがベター。
真っ暗の中、長い雪道を歩くと遭難の危険性が上がります。
たいした距離で無くても、暗闇の中で足場の悪い雪中移動は、体力の消耗が激しいですし、低体温症の元にもなります。
コスプレ姿で遭難なんてすると救出される時にも恥ずかしいですよね?
そうならないようにする為にも、楽しくても早めに切り上げましょう。

9.温泉で身体を温めるときにも要注意

雪ロケの後に、近場に温泉などの入浴施設があると入りたいですよね?
わかります。私も先日、雪ロケの後、温泉に入ってきました。
ただ、ここでも注意点があります。
寒いからと言って、いきなり湯船に浸かると危険です。
急激な温度差により、血圧が大きく変動することで失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こし、身体へ悪影響を及ぼします。(ヒートショック)
先に身体を洗うなどして、浴室で過ごしてから、心臓に遠い所から徐々に湯船に浸かっていきましょう。

他にも細々とありますが、少し注意するだけで、楽しい雪ロケ体験と写真が手に入りますよ♪
そして、雪ロケした写真を、ぜひCure WorldCospplayに投稿してね。

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[筆者紹介]
乾たつみ(Tatsumi Inui)
Cure WorldCosplayの中の人。コスプレ歴は四半世紀のコスプレイヤー。
世界で開催されているコスプレコンテストの審査員やメディアでコスプレの解説員を務める傍ら、コスプレステージ普及にも努めている。
【SNS】
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