Tatsumi’s Cosplay Column vol.73


こんにちは、Cure WorldCosplayの乾たつみです。

キャラコス(キャラクターのコスプレ)の大前提として、初めに漫画やアニメ、ゲームの『作品』があって、そこから「コスプレ」に繋がっていく流れになりますよね。

今回は、私が昔手掛けた少し風変りな「キャラコス」のスタイルをお話したいと思います。
それは「コスプレ」が先にあって、そこから「アニメ」に影響を及ぼしたお話です。

6年前、現代美術の巨匠、村上隆さんとお話する機会に恵まれた所まで遡ります。
村上隆さんと言えば、顔のついたお花のデザインが有名で、どらえもんとのコラボや東京MXのゆめらいおんのキャラクターデザインなどは、目にされた事があるのではないでしょうか。
彼が魔法少女をテーマにしたショートアニメ「Six♡Princess」を、フランスのベルサイユ宮殿で開催された村上さんの個展「MURAKAMI VERSAILLES」で発表しました。
その後、TVアニメ化の企画はあったものの、今までに無い面白いアプローチは無いかとの事で「逆転スタイルのコスプレ」として、キャラクターの絵はありつつも、話やキャラクターの性格、設定をコスプレイヤーが独自に考えて作るコスプレパフォーマンスステージ『6HP(シックスハートプリンセス)』シリーズが出来上がりました。




コスプレパフォーマンスステージ『6HP』は、2013年12月を皮切りに3年に渡り、「起」「承」「転」「結」「青森公演」の都合5回公演しました。
公演後3年を経て、2016年からTVアニメ「6HP」が、東京MXにて放送されております。
(不定期ではありますが、アニメ「6HP」は5話まで放映中)



※中野のKaikaiKiki Zingaroにて開催された6HP展。

すべてではありませんが、コスプレイヤーの考えたキャラクターの性格や設定が、本編のアニメにも反映されています。
これは、今までに無かったコスプレ界の改革的な事例ではないでしょうか?

これから先に、コスプレが作品に不随するだけの2次アートではなく、作品と共にある1.5次アートでもある日になるもの夢じゃない!・・・と思っています。
そして、そんな未来の手助けをCosplay Tokenが担います。

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[筆者紹介]
乾たつみ(Tatsumi Inui)
Cure WorldCosplayの中の人。コスプレ歴は四半世紀のコスプレイヤー。
世界で開催されているコスプレコンテストの審査員やメディアでコスプレの解説員を務める傍ら、コスプレステージ普及にも努めている。
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