乾たつみのコスコラ!! ~その79~ コスプレ界の『常識』の変化






こんにちは、Cure WorldCosplayの乾たつみです。

コスプレの『常識』と言われる物は、年々変化していきます。
そりゃあもう、真反対な位に!
価値観が逆転した『コスプレの常識』をいくつか拾ってみました。

加工について

スマホが普及する以前は、パソコンでPhotoShopやGinpなどのグラフィックツールを使って、お肌や輪郭の修正をしていました。中には二次元肌を追求しすぎて、鼻以外の凹凸を無くすくらいの画像加工をして『加工厨』と忌諱される対象でした。
が、今はスマホのフォトレタッチアプリの普及で、逆に「重加工」はナチュラルな言い回しに変わりましたね。

観覧対象について

以前は、コスプレイヤーかコスプレに理解ある仲間内のみでの閲覧が当たり前で、一般の目に触れる所にコスプレ画像があるなんて禁忌である!
のが常識でしたが、今はTiwtterやInstagramなどオープンSNSでの公開は当たり前、むしろコスプレ関係者じゃない方のほうが、評価してくれる時代に。

ランキングについて

昔は「コスプレは趣味の世界だから、順位付けや格付けするのは害悪」とコンテストやショウレース自体を非難する声が多くありました。
が、今はコンテストアプリや動画配信アプリでの、投票レースに参加しているコスプレイヤーも多くなりました。
SNSのフォロワー数での格付けも見られるようになりました。

それに伴い、「コスプレで金儲けするのは非常識だ」の概念もなりを潜め、コスプレでのコンパニオン、MC、ステージ、メディア出演なども、珍らしくなくなりましたね。

撮影スタイルについて

コスプレの写真も、イベントに参加してコスプレイヤー同士が撮り合う光景が当たり前でしたが、今はイベントにせよ、スタジオ撮影にせよ、コスプレイヤーとカメラマンがワンセットのグループで撮影するケースが多くなりました。
それぞれが持てる技術に専念出来る分業制になったのは、良くなった部分だと思います。
しかしながら、昔と比べ、コスプレイヤー同士のイベントやスタジオ現場での、新たな交流の芽生えが少なくなったのは少し寂しい部分ですね。

どんな常識も「みんなやっているから大丈夫」の概念で進化し続けるのが世の常ですね。
10年先のコスプレの常識がどう変わるか今から楽しみです。

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[筆者紹介]
乾たつみ(Tatsumi Inui)
Cure WorldCosplayの中の人。コスプレ歴は四半世紀のコスプレイヤー。
世界で開催されているコスプレコンテストの審査員やメディアでコスプレの解説員を務める傍ら、コスプレステージ普及にも努めている。
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