MyEtherWalletの作り方と送金方法
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)とはイーサリアムやイーサリアムのプラットフォーム上で発行されたトークンを保管することができるウォレットです。
COTを出し入れ出来るWEB上の財布みたいなものです。
その作り方について説明します。
MyEtherWallet公式サイトにアクセスしましょう!
英語で警告スライドが出来るので、スライド脇をクリックしてスライドを消します。
MyEtherWallet公式サイトは日本語にも対応していますので安心です。
言語のプルダウンメニューから日本語を選択してから再読み込み(F5キーを押す)をしましょう。
今度は日本語で、警告ウィンドウが表示されます。警告ウィンドウは全部表示すると次からは現れません。またウィンドウを読まなくてもウォレットは作成出来ます。
でも、初心者に向けて結構大事な事が掛かれているので、一応最後まで読むことをお勧めします。
「お財布の作成」の下に9文字以上のパスワードを入力しましょう。ここで重要なのは、パスワードを忘れても問合せや変更が出来ません。
なので、忘れないように十分気を付けてパスワードを決めて入力してください。紙に書いて人目のつかない所に保管しておきましょう。
青いボタンを押してKeystoreファイルをダウンロードします。自分のパソコン内に自分だけが分かるフォルダを作成して、そこにダウンロードフォルダから移動しましょう。今後ウォレットにログインするときにカギとして使用します。
英語で書かれている部分はこう書かれています。
**紛失しないでください!**紛失しても元に戻すことはできません。
**Do not share it!** Your funds will be stolen if you use this file on a malicious/phishing site.
**共有しないでください!**このファイルを悪質な/フィッシングサイトで使用すると、資金が盗まれます。
**Make a backup!** Secure it like the millions of dollars it may one day be worth.
**バックアップを作成する! **大金のように保護すればいつかその価値はあるでしょう。
読み終わったら「理解できました。続けます」ボタンをクリックします。
自分の「秘密鍵」は自動的に作られて表示されます。「パスワード」「Keystoreファイル」と共にとても大事な情報なので他人に漏らさないように注意してください。
「お財布紙情報を印刷」するか、プリンターが無ければ、紙に「秘密鍵」を書いて人目のつかない所に保管しておきましょう。
最後に「アドレスを保存してください。→」ボタンをクリックします。
自分の財布(ウォレット)にログインして、自分の「アドレス」を取得しましょう。
ログイン方法は「Keystore/JSON File」か「秘密鍵」と選べますが、安全性を考慮して「Keystore/JSON File」でのログインを推奨いたします。
ログイン方法を「Keystore/JSON File」で選択した場合、「お財布ファイルを選択」ボタンをクリックして、「5」の工程でダウンロードしてきたファイルを選択します。(保存したフォルダを変更している場合、そのフォルダを指定して、ファイルを選択してください)
そして「4」の工程で指定した「パスワード」を入力して、下の「アンロック」ボタンをクリックすれば、お財布情報画面が下に表示されます。
ちなみに英文で書かれている注意分の内容は下記の通りとなります。
あなたのウォレットにアクセスする方法として推奨はしません。
Entering your private key on a website dangerous. If our website is compromised or you accidentally visit a different website, your
funds will be stolen. Please consider:
webサイトに秘密鍵(プライベートキー)を入力することは大変危険です。あなたのウェブがハッキングされたり、実は違うwebだった場合、あなたの資産は盗まれてしまいます。(秘密鍵がわかれば資産を盗まれる)
(対策として)以下を検討してください。
MetaMask or A Hardware Wallet or Running MEW Offline & Locally
MetaMaskかハードウォレット、マイイーサウォレットをオフラインで使用。そして、ローカルでMetaMaskを使用。
Learning How to Protect Yourself and Your Funds
自分の資産を自分で守る方法を学ぶ。
If you must, please double-check the URL & SSL cert. It should say https://www.myetherwallet.com & MYETHERWALLET LLC in your URL bar.
必要に応じて、URLとSSL証明を確認してください。https://www.myetherwallet.comのURLバーにはMYETHERWALLET LLCと表示されるはずです。
ウォレット作成以降は、サイト上部にある「お財布情報を見る」をクリックしてから、ログイン方法を選び、「8」か「9」の方法でログインすると、現在の情報が見れます。
コインの出入金に必要な「自分のアドレス(MyEtherAddress)」が表示さますので、そちらを利用します。
他にも「秘密鍵」の確認や、財布の中に入っている残金が表示されます。
【送金方法】
Ether/トークンの送出をクリックしてウォレットをアンロックします。
すると送金画面が表示されます。
1.宛先アドレスの欄に送金先のアドレスを入力します
2.送出数量に送金する通貨の数量を入力します
3.ETHなど送金する通貨を選択します
4.トランザクションを生成をクリックします。
トランザクションを生成がトランザクションを送出になり、もう一度クリックすると送金完了です。
送金には手数料が掛かります。手数料は自分で設定する事が出来ます。
低く設定する事も可能ですが、送金に時間が掛かる事があります。
基本的には初期設定値のままの値が良いでしょう。手数料はETHでの支払いになります。
手数料(ETH)は「①ガス価格×②ガスリミット」で算出されます。
ガス価格の単位「Gwei」は、イーサリアムの通貨単位になります。
1 Gwei = 0.000000001 Ether
参考で初期設定値の手数料を計算してみましょう。
ガス価格が「20Gwei」でガスリミット「21,000Gas」で設定されていますので
0.000000001 × 20 × 21000 = 0.00042
0.00042ETHが手数料になります。
イーサリアムのレートによって手数料の円価格は変動します。
例えば現在1ETHが49,500円としましょう。
49500 × 0.00042 = 20.79円
20.79円が円価格での手数料となります。