愛知 コスプレ行列450人 一宮七夕まつり閉幕
一宮七夕まつり閉幕
華やかなアニメのキャラクターになりきり商店街を歩く参加者たち=一宮市の本町商店街で
一宮市中心部で二十五日から繰り広げられた「おりもの感謝祭一宮七夕まつり」。最終日の二十八日は、厳しい暑さにもかかわらず大勢の来場者でにぎわった。俳優の舘ひろしさんによるトークショーや、アニメなどの登場人物になりきる「コスプレパレード」などもあり、終日、熱気に包まれた。
午後五時からは毎年恒例のコスプレパレードがあり、アニメやゲームの愛好家ら約四百五十人が、好きな作品の登場人物になりきり、本町商店街や尾張一宮駅前などを練り歩いた。
一宮の繊維産業をPRするため、一宮商工会議所が始めて八回目。参加者は観客に向かって手を振りながら一時間ほど行進。中には、観客のカメラが向くと、キャラクターにちなんだポーズを決める人もいた。
小牧市小牧原の保育士、鏑木捺美さん(21)は、スタジオが放火され大きな被害を受けた京都府のアニメ制作会社「京都アニメーション」が手掛けた人気作品「涼宮ハルヒの憂鬱(ゆううつ)」の主人公、涼宮ハルヒの衣装で参加。同社の作品が大好きで、応援したいとの一心でコスプレしたといい、「重篤なスタッフの方たちの回復と、好きなアニメの続編をずっと待っている」と話していた。
尾張一宮駅前ビルでは、人気アニメ「北斗の拳」の主人公、ケンシロウ役などで知られる声優神谷明さんがトーク。その後、パレードも先導した。
(植木創太、鈴木里奈)
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出典:中日新聞